乗鞍岳の南に距離を置いて聳える御嶽山(標高3,067m)への山スキーであったが、今回は強風と低温で無惨な敗退となった。メンバーは労山会員2名。
行程:御岳ロープウェイスキー場第2ペアリフト終点(9:10)→ロープウェイ終点(9:50)→ハイマツ帯:標高2,600m撤退(12:00)→ロープウェイ終点(13:00~13:30)→スキー場駐車場(13:50)
ベースとなる御岳ロープウェイスキー場に到着してみると、強風でロープウェイと第3ペアリフトが止まってしまっていた。山頂部は完全に雲の中に隠れている。ロープウェイの運行再開を待つことも考えたが、すぐに動き出しそうもないので第2ペアリフト終点までリフトで登り、そこからシール歩行を開始することにした。
ロープウェイの終点を過ぎて、本来の出発点である針葉樹の樹林帯に入っていく。雪は良く締まっていて、板は深くても20cmくらいしか沈まない。重めのパウダーかな。森林限界を超えると吹きさらしで強風にさらされる。ハイマツ帯(今年は積雪量が少ないらしく、ハイマツの上部が少し顔を出している)に差し掛かると所々にアイスバーンが現れ始める。
強風の中でアイゼンの装着作業を行うが、顔を下に向けるととたんに眼鏡が曇り、それがすぐに凍り付いてしまう。スキー場下部でマイナス10度だったから、ここは一体マイナス何度なのだろう。寒さ対策で目出帽やフードをしているので、眼鏡に息がかかりやすい。眼鏡に付着した氷を拭き取るが、下を向くとすぐにまた氷が付着してしまう。やがて眼鏡が真っ白になってしまい、何も見えなくなる。この状態で強風のピークになったらしく、激しい地吹雪となる。
なんとかアイゼンを装着できたが、とても前に進める状態ではない。この地点で撤退することにして、ダケカンバの樹林帯までアイゼンで引き返した。
撮影:2月4日(土)/OLYMPUS μ-40 DIGITALにて

やっとの思いでダケカンバの陰に避難
今回は写真撮影どころじゃありません
画像のアップはこれにておしまい
樹林帯からスキーに履き替えて、滑降開始。雪はモナカ状。針葉樹林帯になると木の密度が高く、私のレベルだと恐怖感が先に立ってしまい、すぐにボーゲンを使ってしまう。しばらくするとあっけなくロープウェイの終点に着いてしまった。樹林帯の中で昼食をとって、ゲレンデをのんびり滑って駐車場へと下山した。今シーズン2回目の敗退となり、敗退率は50%である。(^_^;)
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