ナルミズ沢/群馬県・谷川連峰
ナルミズ沢は、谷川連峰の朝日岳南東に位置する沢である。登攀的要素が少なく、気軽な沢登りが楽しめるので、私のような沢登り初心者に最適である。ところが、一日目に雷雨による沢の増水で、撤退する羽目に・・・。雨男大復活である。
1日目行程:宝川林道駐車場(9:50)→徒渉点(12:10)→大石沢出合手前(13:40)
2日目行程:大石沢出合手前(6:00)→登山道(6:20)→徒渉点(7:00)→宝川林道駐車場(8:40)
まずは、駐車場から2時間ほど登山道を歩く。登山道が沢と交差する徒渉点から沢の遡行開始である。3m程のナメ滝や水の澄んだ美しい淵が続く。しかし、まだ沢歩きに慣れていない私は、腰まで水に浸かっての徒渉に戸惑って体力を消耗する。写真を撮りたいと感じさせる光景が続くのだが、カメラを取り出すゆとりがない。(汗)
撮影:9月10日(土)、11日(日)/OLYMPUS μ-40 DIGITALにて
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美しい沢なのだが、なぜか画像が暗い
この後に待ち受けている事態の暗示なのか
一日目は、大石沢出合手前まで遡行して、河原に幕営。たき火や食事の用意をしてくつろいでいたのだが、激しい雷雨となる。雨には大粒の雹までが混じっている。タープとして張っていたツェルトで雨をしのいでいると沢の水が徐々に増水。テントやツェルトの場所まで水が押し寄せてきたので、ザックに荷物をまとめて高台へと避難。沢の水量は急激に増していき、テントが濁流に呑み込まれていった。
しばらくして雨が小降りになり、テント場に戻ってみると、2つ張ったテントの内の一つとツェルトが奇跡的に残っていた。雨は断続的に降り続き、残ったテントとツェルトを高台へと運びビバークする事態に。下山するには沢の徒渉が伴うため、雨が降り止んでくれることを願いながら不安な一夜を過ごす。
幸いにして夜から朝にかけてはさほど雨が降らず、増水が治まって水の濁りがかなり少なくなっている。再び雨が降り出す前に、早速下山を開始する。最初に沢を横切り、沢に沿って続いている登山道まで藪漕ぎを行う。そして、登山道を歩いて駐車場へと引き返した。
結果として、メインとなるナルミズ沢の後半部分を断念することとなった。リーダーが来年にナルミズ沢の計画を立てているので、また挑戦してみたい。
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