ゴジュウカラ・子育てシーズン
信州の森の中は、野鳥達が子育てに忙しい。6月に入り、既に営巣を終えている種類も多くなってきた。
2011.06/OLYMPUS E-5 ED300mm+EC-14

ゴジュウカラ(スズメ目ゴジュウカラ科):800x600pixelにて
ちょうどゴジュウカラがとまっている場所の穴で営巣中。穴の入り口が小さく作り替えられているのが分かるだろうか?実は、この穴はキツツキ類が自分の営巣用に掘ったものである。その穴は、年が変わって他の野鳥達の営巣場所として再利用されることになる。そういった関係が分かってくると、バードウォッチングの楽しみも少しずつ増してくる。
自然は、様々なものが繋がり合うことで成り立っている。生態系とか生物多様性とか、そんな言葉がふっと頭に浮かぶ瞬間。野鳥撮影をしていると、珍しい鳥ばかりを追いかけて普通種には全く興味を示さない人に度々出会う。そんな人は、きっと自然から何かを学ぶということが出来ないのだろう。
そして、珍鳥偏愛の感情がエスカレートしていくことで、営巣中のフクロウの巣の周囲の枝が切り落とされたり、サンコウチョウの巣(それも営巣中)が持ち去られたりする事件が起きてしまう。悲しいかな、いずれも信州で実際に起きた出来事である。
一見無意味と思える他愛もない様々な物が存在するからこそ、希少種の鳥が存在し得ているはずなのに・・・。もっと広い視野で自然に接して欲しいと願わざるを得ないのである。
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